CES2008は広大な敷地を使ったイベントなので、細かく見ていると1日で全てを見て回ることは不可能です。
とはいえ、筆者は初心者であり、また特に使命も無かったためついつい細かく見てしまいました。今回は、そんな広大な敷地なのに、筆者が入口として利用したヒルトンホテル側から入ってすぐにあったNorth Hallで、韓国や台湾などのメーカーが3m四方程度の軒を連ねていたブースで、Audio/VideoをCategory5に変換するキットが紹介されていました。
North Hallには、
のような、Nintendo DS & Game Boy双方のソフトウェアが起動し、TVやモニターに出力が可能との怪しい基盤が展示されていた
かなり音質が悪いものの、最近流行りのビッグスクーターなどに取り付けられそうな防水スピーカーに、"Sound Marine"というネーミングのスピーカーのみが展示されていたり、
シリコンのキーボタンだけが展示されているブースがあったり
有線LANと360°回転するUSB HUBが合体したUSBなど、
ちょっと見た目は綺麗だけど、置いてあるものはアジアの電気街な感じのエリアでした。
そんな中目を引いたのが、"Audio/Video Extender by CAT5 Cable"
写真が小さくて見辛いかもしれませんが、一番下のPC1~PC4とその上のVRM-714FAEという機器を、VGA CableとAudio Cableで接続し、その上のAV-54 / AV-58とCAT5で接続し、
左上のPCのVGA CableとAudio Cableを、その右のEVS-814PFという機器に接続、
さらに右側も同じように接続することで、PC1~PC4までの映像、音声コンテンツをCAT5で複数のモニターとスピーカーで楽しめるということのようです。
PCとなってるからキーボードとマウスはどうすんだ?なんて思っちゃいますが、
「同一のコンテンツ配信なら関係ないよ」
と説得されちゃいました。。。。
複数のコンテンツをそれぞれが選択して閲覧するなど、VOD(Video on Demand)としてのツールにはもう少し改良が必要になりそうです。
接続機器も置いてありましたが、VGA cableとAudio Cable接続機器は十数台賄えそうな感じですが、下段右から3つめにあるように、キーボード/マウス接続は1セット分の機器しか見当たりません...
このブースのC&C TECHNIC TAIWAN CO., LTD.は元々KVMも製造販売しているようなので、別物として考えているのかもしれませんが・・・
一応デモンストレーションは行っていて、同一の映像をCAT5で複数のモニターとスピーカーに出力していました。
C&C TECHNIC TAIWAN CO., LTD.以外にも、
SMART HOME ENGINEERING CORP. [SHE]という企業も同様のCAT5でマルチメディアAV変換機器を展示していました。
こちらの企業は、HDMIをCAT5に変換する機器を置いていましたが、残念ながら筆者が訪れた時にはデモンストレーションは行っていませんでした。
デジタルオーディオをCAT5に変換したり、コンポジットビデオをCAT5に変換したりと、マルチメディアをCAT5で繋ぐというコンセプトは、C&Cと変わりません。
下記のようなビジョンとかは惹かれる人は惹かれるんだろうなぁと思いますがいかがでしょうか。。。
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