エビカレーを作ってみた
辛めのエビカレーが食べたくなったので、作ってみた。
インドカレーのMOTIなどではクリーミーでマイルドなエビカレーが定番だが、
残暑の中、もっと刺激が欲しかったので、スパイシーでブラックなカレーに挑戦。
材料の仕入れ
玉ねぎは既に安売りの時に仕入れた大玉6個があったので、 三軒茶屋の魚屋「池田屋」で海老を仕入れ。 1盛り500円という格安で新鮮な海老が20尾手に入った。先日作ったチキンカレーで使いきってしまった「ターメリック(ウコン)」とココナッツミルクを"Bonne Sante (ボンサンテ)"で購入。
味の決め手の「あめたま」づくり
「あめたま」とは、飴色になるまで炒めた玉ねぎのこと。 私の料理の基本になるアイテムの一つだ。 私の作る「あめたま」は、玉ねぎとバターしか使わない。 玉ねぎが安く仕入れられた時に、一気に作って冷凍保存しておくと、色々な料理に使えて非常に便利なのだ。材料(10人分程度) | |
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玉ねぎ | 大玉6個 |
バター | 50g |
1.
玉ねぎを半分に切り、熱が通りやすいようにスライサーでスライスする。
炒めているうちにペースト状になるので、スライサーでは紐状になってしまうのではないかという心配はいらない。
玉ねぎのブロック感を楽しみたいという事であれば、みじん切りにしても良いが、飴色にしていくうちにとろとろになってしまうので、ほとんど意味はないと思う。
2.
口の直径24cm、深さ15cmくらいの鍋で行ったが、スライスした玉ねぎがぎりぎり入るくらいの鍋に、バターを投入し、溶かす。
3.
バターが溶けたら1.のオニオンを投下。
鍋ぎりぎりいっぱいだが、火が通ってくるとだんだん少なくなってくるので問題無い。
火を強めにして、鍋底に玉ねぎが焦げ付かないよう鍋の底から掬いあげるように混ぜる。
4.
10分くらい続けていると、玉ねぎから水分が出て鍋の半分くらいの量になる。
煮込まれているような状態になるが、ビールでも飲みながら強火のまま混ぜ続ける。
5.
流石に玉ねぎ6個は時間がかかる。
1時間混ぜ続けてようやく汁気が無くなってきた。
ここで中火~弱火程度で、さらに30分炒め続ける。
6.
炒め続けること約1時間30分・・・
最初は山盛りだった玉ねぎも、こんな状態になってしまう。
飴色になってペースト状になったら「あめたま」の完成!!
ラップに乗せて薄く伸ばした状態にし、冷凍庫で保管すれば、様々な料理に使える。
この「あめたま」にコンソメスープを混ぜ、チーズを乗せるだけででオニオンスープも簡単にできてしまうのだ。
このままエビカレーを作る際は、鍋は洗わなくても良い。
本題の「エビカレー」を作る
激辛カレーレシピなので、辛さを抑えたい場合は、カイエンペッパーの量を調整してください。 マイルドなら大さじ1/2、中辛なら大さじ2くらいでしょうか・・・材料(8人分程度) | |
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あめたま | 4個分 |
エビ | 20尾 |
塩・こしょう | 適宜 |
オリーブオイル | 大さじ6 |
ターメリック | 大さじ3(海老に混ぜる分:大さじ1 / スパイス用:大さじ2) |
クミンパウダー | 大さじ3 |
コリアンダーパウダー | 大さじ2 1/2 |
クミンパウダー大さじ1 | 20尾 |
カイエンペッパー | 大さじ4 |
ニンニクすりおろし | 6片 |
ショウガすりおろし | 80g |
ホールトマト缶 | 400g |
生クリーム | 大さじ4 |
ココナッツミルク | 大さじ4 |
1.
購入してきた海老。
頭と殻を取るが、出汁を取るためにボゥルなどに取り置きます。
2.
背側に切り込みを入れて背ワタを取り、腹側に6~7mm程度の切り込みを入れておく。
3.
2.にターメリック大さじ1、塩、こしょう少々を入れ混ぜ込む。
4.
「あめたま」を作った時に洗わずにおいた鍋に、2カップ程度の水を入れ、1.の海老の頭と殻を入れて10分程度煮込む。
煮込んだスープを頭と殻などを濾して、ボゥルに取り置く。
5.
ターメリック | 大さじ2 |
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クミンパウダー | 大さじ3 |
コリアンダーパウダー | 大さじ2 1/2 |
クミンパウダー大さじ1 | 20尾 |
カイエンペッパー | 大さじ4 |
6.
ニンニクすりおろし | 6片 |
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ショウガすりおろし | 80g |
7.
鍋にオリーブオイルをひき、弱火にした後に5.のスパイスを入れて炒める。
熱でパウダーが巻き上がるため、せき込むことがあるので、キッチンが狭いなどの場合は必ずタオルを鼻と口に巻き、眼鏡を着用するなどの対策を勧めます。
カイエンペッパーの量によっては、せき込むだけでなく、痛みを伴います。
8.
7.が軽く炒められたところで、6.を追加する。
弱火のままキツネ色になったところで、4.、ホールトマト缶、あめたまを追加。
中火にして焦げ付かないように混ぜながら20分ほど煮込む。
9.
20分ほど煮込んだところで、3.を投入して10分ほど経ったら出来上がり。
インドカレーパーティー状態
よそわれたエビカレー。 チーズをかけることで、辛さとマイルドさが良い感じに。 カレー自体は黒いため、器の内側の色と区別がつかない・・・
以前作ったカレーが残っていたので、味を楽しむために追加。
こちらも以前作ったタンドゥーリチキン
厚切りベーコンとポテトを炒めた付け出し
セロリとパプリカ、トマトのサラダ
なかなか豪華なディナーになった。
エビは煮込む時間が長くなると固くなってしまうので、出来上がる10分前くらいに入れるのが良いでしょう。
今回は鮮度が良かったためか、海老の種類なのか、2日目でも柔らかかったが・・・
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