「カタカタチ。」東京藝術大学鋳金研究室 小作品展 2012
2012/5/9(水)~5/27(日)まで、藝大アートプラザにて鋳金研究室小作品展「カタカタチ。」展が開催。東京藝術大学鋳金研究室出身の名誉教授および現教員ほか計17名による展覧会。
オブジェ、花器、アクセサリーなどの立体作品を展示・販売しています。
鋳金研究室小品展 カタカタチ。によせて
【引用:東京藝術大学 鋳金研究室 教授 橋本 明夫氏】鋳金は金属を熔解して鋳型に流し込み求める形を得る金属の加工成形の元となる技術です。
イメージを形にして原型とし鋳型をかたどり鋳造します。鋳造され金属に置き換えられた形を鋳物と呼びます。工芸の世界では原型制作から鋳型制作、鋳造、仕上げ加工、表面処理に至る鋳物にまつわる領域を鋳金と呼んでいます。ブロンズ(青銅)や真鍮を代表とする銅合金から、アルミ、金銀の貴金属、そして、錫などの低融点金属から鋳鉄、鋳造ステンレスなど鋳造温度が1700℃を超えるもの迄、多様な金属が用いられ、また、伝統技法から最新の鋳造技法までが鋳金の造形表現に活用されています。
鋳金の技術は土水火金と言った根源的な材料とその変容を巧みに利用して成り立っており、それらは自ら触れることにより多くの啓示がもたらされる奥深さをたたえています。
ここに展示された作品は作者自ら鋳型を起こし鋳造したものです。鋳金の必要要件である型と形がどのように作者のイメージを伝えているか見ていただこうと考えました。
会期 | 2012年5月9日(水)~5月27日(日) 10:00~18:00(休業 5月14日、5月21日) |
会場 | 藝大アートプラザ 東京都台東区上野公園 12-8 東京藝術大学美術学部構内 藝大アートプラザ より大きな地図で Location を表示 |
主催 | 東京藝術大学鋳金研究室 公式ホームページはこちら |
出品作品 | オブジェ・花器・アクセサリーなど |
出品作家 | 鋳金研究室名誉教授と現教員ほか
(敬称略) |
お問い合わせ先 | 藝大アートプラザ TEL:050-5525-2102 |
【関連】 「カタカタチ。展」の開催について:東京藝術大学
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