790機種に対応・再来訪頻度レポートなどに加え、DoCoMoの参照元・検索キーワードにも対応
無料のモバイルサイト解析ツール「myRT モバイル」がバージョンアップをした。
追加された機能は
- 端末790機種への対応と通信速度レポートを追加
公開から11カ月間経過し、今まで登録されていた620機種に、170機種の情報を追加し、分析対応端末は、全790機種となりました。これにより、 Flash、着うた/着メロ、2次元バーコード、お財布機能など、来訪者の利用環境を的確に把握可能となり、Flashに関してはFlash Lite3.1、Flash Lite3.0、Flash Lite2.0、Flash Lite1.1といったバージョン情報も提供します。また、新たに端末の通信速度レポートを追加し、コンテンツ戦略立案に必要な精度の高い情報を提供します。
さらに、機種のTOP10、メーカーTOP10など、「携帯端末インターネット利用実態データ」と同様のレポート形式なので、市場全体の状況と比較し易くなっています。 - 「再来訪頻度」のレポートを追加
来訪者数を「ユニーク」という項目で確認したり、閲覧ページ数を「PV」という項目で確認するだけでは、実際に来訪者が定期的にサイトに訪れ、モバイルサイトを媒介して密接なコミュニケーションを取ることができているかどうかは分かりません。
「再来訪率」を加えることで、一定期間に何回来訪している方々が、何人いるのかがわかるので、継続的なアクセスアップに繋がっているかどうか、密接なコミュニケーションを取れているのかどうかを視覚的に把握できます。 - 「DoCoMo」のリファラ情報の分析に対応
DoCoMoの仕様により分析が行えなかった、「参照元情報」「検索キーワード」に関して、最新機種においてDoCoMoがリファラ情報を公開したためmyRTモバイルの分析データでもデータが反映されるようになりました。
との事
【関連・引用】
携帯サイトの無料アクセス解析ツール「myRT mobile」(http://myrt.auriq.com/mobile/jp)
携帯サイトの無料アクセス解析ツール「myRT® mobile」
790機種に対応し、レポート機能を強化した最新版を提供開始
「再来訪頻度」を把握し、顧客との継続的な関係構築が可能に
モバイルサイトの利用実態との比較がしやすくなった
毎月というモバイルサイトにとっては非常に有りがたいスピードで公開される、モバイルサイトの利用実態データ。 myRTモバイル自体で分析しているサイトとの比較がし辛い点に若干残念な点が、今回のバージョンアップによって、非常に比較がしやすくなった。モバイルサイトの予算獲得だけでなく、クロスメディアを含めたモバイル戦略における予算獲得において、また一段と扱いやすい情報源となった。
また、Flashがバージョン毎に分析できるため、今行うべきコンテンツ制作の方向性の見極めがし易くなった事と、
携帯端末の通信速度表示も加わった事で、どの程度のリッチコンテンツであれば、顧客との継続的なコミュニケーションが続けられるのかが見えてくる点もありがたい。
さらに、その結果に関しても、再来訪頻度が確認できるようになったので、現在の戦略が正しい方向に向かっているのかどうかも、すばやく分析し、改善を行うことができるようになった。
欲を言えば、日毎に来訪ページの変化を集計するに当たっては、カレンダーで1日毎にCSVダウンロードしなければならないので、
その手間が減るレポート画面があればよいのだが・・・・
DoCoMoの検索キーワード、参照元サイトの分析も可能に!
無料版なのに非常にありがたい情報も得られるようになった。 AUとSoftBankは以前からPHPタグにより可能だったレポートだが、キャリアの仕様によって分析できなかったDoCoMoに関しても、i-mode2.0のAシリーズに限られる形ではあるが、DoCoMoが仕様を変更したことに対応し、 myRTモバイルのレポートでも閲覧、集計することが可能となった。全体の半数を超えるDoCoMoではあるが、筆者のレポートデータにもぽつぽつとデータが集計され始めている。
Aシリーズからのアクセスがまだそれほど多くない状況なので、目立つほどではないが、今後非常に役に立つレポートとなるのではないだろうか。
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