AuriQ Systems社が提供する完全無料の携帯アクセス解析サービス"myRT mobile|myRTモバイル"
http://myrt.auriq.com/mobile/jp/
PCと携帯の両方のアクセス解析が可能なRTmetricsのエンジンを採用。
RTmetircsは企業顧客360社以上への納入実績がある非常に高度な解析機能を持つ製品ですが、myRT mobileは、携帯アクセス解析の世界的な普及を目指しその製品の一部の機能を完全に無料で公開するものです。
米国AuriQ Systems社から現在ベータ公開を目指し試験提供中。
日本での公開は未定。
レジストレーションは日本からも可能で、レポートは日本語化されている。
携帯アクセス解析用HTMLタグにイメージタグを採用
携帯サイトのアクセス解析においては、JavaScript、Cookieなどの問題がボトルネックとなり、PVカウント程度の情報を組み合わせたレポートがほとんどであり、それらのレポートデータは現実的にウェブKPIに活用できるとは言えないようなデータでした。 しかし、RTmetricsによるケータイコンテンツでの解析実績に裏付けされたエンジンを採用することで、イメージタグを張り付けるのみで、PV数のみならず、モバイルのユニークユーザ識別、セッション数などを計測することが可能となっています。 もちろん、DoCoMo、KDDI、SoftBankといった主要3キャリアに対応しており、その他のキャリアや接続端末からのアクセスも分析可能です。ケータイコンテンツの検索エンジン、検索キーワード、参照元解析も可能
DoCoMoはキャリアの仕様によりリファラ情報をゲートウェイでカットしてしまうために、自然検索ワードや参照元(バナー広告やリスティング広告)の解析をすることはできません。 また、HTTPSページについても、キャリアの仕様としてmyRTモバイルでは解析を行うことができません。 AUについても、現時点ではHTTPSページの解析が行えない状況です。欧米と仕様が同じであるSoftBankについては、自然検索ワードや参照元の解析が可能。
3キャリアの比率などを分析したい場合は、10/28現在、コンテンツページ毎にページURIまで含めたタグを貼ることで解析が可能。
同一タグでの参照元、検索キーワード、HTTPSページの解析も可能に!?
米オーリックに問い合わせたところ、現時点で検証中とのことでしたが、 サーバ側にPHPなどのスクリプトが利用できる環境であれば、検索エンジンや自然検索ワード、参照元の解析によってバナーからの流入、外部Webコンテンツからの流入だけでなく、QRコードの解析やアクセスキーの解析によるクロスメディア解析。 また、ユーザの行動動線の解析なども同一のタグで可能になる予定とのこと。 欧米と仕様が大きく異なる日本の携帯事情により、検証にかなり苦労しているようだが、利用者のニーズも含めて今後発展をさせていくとのことなので、まずは登録を行い、意見を投げてみてはどうだろうか。近い将来SEO,SEM、バナーからアフィリエイトなどの効果測定を含め、PC版の無料アクセス解析サービスの「myRT」とほぼ同等レベルの解析が可能となるようだ。
myRTの解説は、本サイトの
Web Marketing>myRT
で連載しています。