2007年は相変わらずのGoogle躍進の年でした。
今年(株式時価総額で)アメリカ第5位の企業にまで成長しました。
comScoreの統計によると、 Googleのトラフィックは今年、すべてのウェブ・サービスのトータルで22.42%増加(アメリカ以外のドメインとYouTubeのように買収されたドメインを除く)。
筆者も利用しているが、やはり一番の伸びを見せたのは、カスタマイズできるスタートページのiGoogle。
11月にスタート以来満1年経ったが、この間に267.64%も伸びたという。 他に好調なのが、Google Book Searchで54.66%の伸び、Gmailが53.6%Google Mapsも51.57%とそれぞれ成長している。
これに対して、最下位は「Product Search(Shopping)で、なんと73.26%のダウン。「Scholar Search」も32.14%のダウンだ。 GoogleがYouTubeを買収した年だからなのか、Googleの「Video Search」が11.82%下落しているのはなんとも不可思議な現象である。
検索エンジンは無論トラフィックでは他の部門を遠く引き離して1位。2007年でGoogleのもっとも多くトラフィックがあった部門は、検索、イメージ検索、Gmail、Google地図、Googleニュースとなっている。
個人的にはGoogle Financeのコンテンツの作りが非常に面白く、様々なWebビジネスに応用できそうなイメージではあるのですが、利用も伸び率も全く無いという結果となっています。
コミュニケーションハブとしてのツール特性が、インタラクティブに画面上で再構成できるiGoogleと重なり、大きな伸びを見せたのかなと個人的に思います。
【出典:Tech Crunch】
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