auからauへの国内通話が24時間無料に

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auの「指定通話定額」対象携帯への通話が24時間無料に

au携帯電話における新しい定額サービスの導入について 今まで「家族割」と「誰でも割」の組み合わせで、家族への国内通話のみに対して24時間無料というサービスはあったが、5月25日から「家族割」契約の有無にかかわらず、指定したau携帯電話との通話が24時間無料となった。

筆者はIDO時代からかれこれ10年近くKDDIを利用してきているが、長年使い続けていることでの恩恵を一度も実感できたことが無い。
キャンペーンなどは応募しても無駄なメルマガが増えるばかりだし、長期割もあっさり切り捨てられ、先日久々にプランの見直しにauショップへ赴いた際、
「指定割で特になるほど電話していないので解約しときます」
等と言われれば、
「はい」
と答えてしまうくらい、KDDI含めてキャリア自体に何か求めることなど無くなってしまっている状況だ。

今までの「指定割」だと、固定回線に対しても割引が適用されていたように思うが、今回の「指定通話定額」はau同士のみとのことなので、固定回線への通話割引サービスはどうなるのだろうか。

【関連・引用】
au携帯電話における新しい定額サービスの導入について|2009年|KDDI株式会社

「指定通話定額」はLOVE定額やイーモバへの挑戦状?

SoftBankのLOVE定額よりもお得な、3回線への定額。 値段は、最低基本料の980円と、指定通話定額の390円で、合計1,370円。 auの通話エリアを考慮すれば、イーモバイルやウィルコムの24時間定額よりもお得感を感じます。

auは、LOVE定額で急増した夜間の回線圧迫の回避策に対して、LOVE定額の廃止とホワイトプランを夜間定額対象外という形で、事実上逃避した形になったわけで、イーモバイルやウィルコムよりも、SoftBankをターゲットとしているといえるでしょう。

まずはauの携帯インフラ率を向上させることに重点を置き、その為ならば利用者が増えて回線が圧迫されることでのリソースコストの増加は覚悟するということだろう。

au携帯電話から固定回線へのサービスは・・・

現行では、KDDIの「メタルプラス」「ケーブルプラス」「ひかりOne電話」「ADSL One電話」「KDDI-IP」などをまとめた「auおうち電話」で契約されている固定回線に対しては無料通話が適用されているが、確かこちらは「KDDIまとめて請求」に登録する必要があったように思う。 こちらについても、家族以外に関しても無料にする流れではあると推測するが、 「指定通話定額」同様に、通話相手のインフラ環境の拡充が先行していないことには、魅力が感じ辛いのではないか。

競合他社とのサービス競争や、自社売上の向上に目を向けざるを負えないのはわかるが、通話相手に思い当たる相手が少ない状況であることが否めない状況であるとは感じていないのだろうか。

検討を行っているメンバー自体が、そのメンバー内の状況・環境がデファクトだという前提で話を進めてしまっている状況に映るが、
反面、先日の厚生労働省の年金問題に関するサンプル調査における、想定一般家庭が現実と乖離しているとの話と逆行しているなぁとも感じた。

株主総会では、今後固定回線に力を入れて行くとのコメントもあったので、インフラ環境の整備が提供サービスとの繋ぎ合わせに必須であることは十分理解されていることだとは思うが、
一般利用者は、携帯においては若年化と高齢化が、固定回線に関しては基本的に保持しない状況が進んでいる中、キャリアがサービスを売りに話を進めるよりも、魅力的な端末、ガジェットでリーチしていった方が伝わりやすいように思う。

既に夏モデルの小説ケータイでは、あまりにも突飛なイメージが強すぎる上、サービスとの繋がりを全く感じない・・・
小説は良いのだが、iPodのアプリで小説が読めるだけであっさりと魅力が損なわれるだろう。
数年かけて開発して、万を持して発表したのだろうが、時代はすでに変わっている。
悲しいかなそれがITであり、マーケットなのだから、無理をして広告費をそこに投入するなどせずに、もう少し視野を広めて、サービスとインフラの拡充による顧客満足度の向上策を練らなくては・・・

「ダブル定額」にも「ダブル定額スーパーライト」が追加

既に1,050円から始まる「ダブル定額ライト」よりもさらに低価格な、月額定額390円からスタートする「ダブル定額スーパーライト」も追加された。 EZwebやEメールをどんなに使っても月額4,410円 、PCサイトビューアーを含めてどんなに使っても月額5,985円、さらにモバイルデータ通信を含めてどんなに使っても月額13,650円で利用できるパケット通信料定額サービスとのこと。

こちらの方が、今後の携帯サービスにおいてコンテンツの拡充、Webサービスの拡充が進んでいる状況から、魅力が伝わるのではないか。

少なくとも、長くキャリアと付き合っても意味がないのは今後も変わらなそうだが、だからといって他のキャリアに乗り換えることでの利点も感じない。
まぁこれであとはauに、モバイルネット回線の定額プランが加われば、完璧なのだが・・・
出先でノートPCからネット接続する事が多い筆者にとっては、まだまだイーモバイルとウィルコムの魅力が薄まらない。

auなら固定回線よりも、モバイルの回線に関してKDDIのプロバイダを利用することで、イーモバイルに競り勝つプランを提示すれば、
M1~3層と、F1~2層を確実に捉えられると思う。もちろんそれにはUSB接続でSIM交換のみで通信可能なガジェットを発売してもらわないと、使い物にはならないが。。。

【関連・引用】
au、24時間通話無料の「指定通話定額」を発表!|携帯総合研究所

auパケット定額加減値下げと24時間無料通話|無節操一代記(二代目)

au「指定通話定額」と「ダブル定額スーパーライト」を発表|ケータイ情報局

au ー月額390円の「指定通話定額」と月額390円~の「ダブル定額スーパーライト」ー|♪~どうしようもない男の独り言~♪

【SBM】auの指定通話定額は追随せず。 |~SoftBankMobile Fan!~(SBM Fan!)

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