米国で昨年秋に、マイクロソフトが2億4000万ドルという巨額を投じたFaceBook。
FaceBookの評価額は150億ドルという驚くべき額であったことに加えて、P/E比が約100倍と異例の高さであったことから、ネットバブルの再来を感じさせる出来事であったという。
Web2.0的なサービスとして、FaceBookが取り上げられる。
インタラクティブなサービスをWeb2.0というイメージに結びつけることはあながち間違いではないと思うが、やはりそのサービス自体の価値が金額に反映されると、単純に技術的な点や、見た目だけでは無い、マーケットの価値そのもとと如何に結びついているか、その結びつきを金額として算出できるか、という点もポイントとなっているように感じる。
米国に本社を置き、日本と米国を行き来する幾留氏の目に映る「遅れてきたネットバブル」は、価値を生みだすのはコンシューマー自体。そして価値を生み出しやすくするための、Widgetが受け入れられるかどうかが、ポイントであるという。
与えられたサービスの中で、ツールを利用しているレベルから、自分の欲しいツールをWebで作ってしまう流れと、作られたものの価値が、「遅れてきたネットバブル」を膨れさせることができるかどうかの分かれ目なのかもしれない。
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