Infoseekから、2008年上半期の検索キーワードランキングが発表された。
1位はYouTube、2位は2ちゃんねる、3位は北京五輪となっている。
【出典】Infoseek キーワードランキング '08 上半期
上半期をまとめた総評だと、実際あまりしっくりこない感じを受けたのだが、
チベット問題が5位に入っている点が、総評としては思った以上に上位にあった。
いずれにしても、月別のニュース記録を見る限り、やはり時事とキーワードが連動していることを実感する。
死去や事件に関するキーワードが、ポジティブなニュースに比べて目立つ点は、コンテンツ自体が事件を取り扱う率が高いことに比例してしまっている気もします。
個人的には、"サブプライムローン""日経平均急落""円高""暫定税率""ガソリン値下げ""長寿医療制度""原油高""たばこ増税"など、税金やお金に関するキーワードが点在していることに、懐具合が気になっているのかなぁといった感があります。
5月から解析を始めたサイトがあるので、本結果に照らし合わせてみました。
5月 | 6月 | ||
キーワード | 件数 | キーワード | 件数 |
サイクロン「ナルギス」 | 0 | ウガンダ・トラ、死去 | 0 |
船場吉兆、使い回し発覚 | 0 | 原油高 | 0 |
茨城県沖地震 | 3 | ユニバーサル・スタジオ | 0 |
中国四川省大地震 | 2 | iPhone、国内発売決定 | 0 |
サザン、活動休止へ | 1 | 居酒屋タクシー | 0 |
バレーボール | 42 | スカイマーク、大量欠航 | 0 |
琴欧洲、優勝 | 0 | 氷室冴子、死去 | 0 |
ロブ・ノックス死去 | 0 | たばこ増税 | 5 |
江東区女性不明事件 | 4 | 秋葉原通り魔事件 | 89 |
川田亜子、自殺 | 3 | スピード水着、容認へ | 0 |
なんだか比較の意味があまり無かったですね・・・
ニュースサイトでは無く、コンシューマが自発的にコンテンツを作るサイトなので、
該当するコンテンツ自体が無いことが原因だと言えます。
しかしながら、実は「地震」に関するキーワード流入は5月6月の2ヶ月間で717件ありました。
コンシューマ自体もコンテンツとして取り上げた内容と、Infoseekのワードを比較する限り、「バレーボール」と「秋葉原通り魔事件」が関心度が高い話題だったと言えるでしょう。
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