2007年前半に日本市場再参入を表明した韓国NHNが、日本語版「1noon」のサイトを準備しているようです。
「NAVER」の日本復帰かと思っていましたが、
http://www.1noon.jp/
にアクセスすると、下図のような日本語の案内が表示中でした。現在確認すると404エラーのようです。
1noon(チョッヌン)はCNET Japanの過去記事
韓国ポータルNAVER、2007年下半期に日本市場へ再挑戦
によると、かつて日本でポータルサイト「NAVER」を運営していた韓国企業NHNが、2005年に日本での人気を得られなかったことでサービスを停止した。
NHNはNHNジャパンとして、Hangame(ハンゲーム)といったゲームポータル&コミュニティサービスやCURURU(クルル)といったSNSコミュニケーションサービス、Asoblog(アソブログ)といった、ブログ+ゲームサービスを展開しているが、NHNジャパンのプレスリリースを見ても今のところ「1noon(チョッヌン)」の報道は掲載されていない。
韓国NHNの発表では、「2006年はポータルサービスのグローバル市場進出のための準備期間だった」とのことで、6月に韓国の新鋭検索サイト「1noon(チョッヌン)」を買収した。
「重複した情報に価値がある」という視点にたった「スノーランク」と呼ばれる検索技術を採用しており、
検索キーワードと関連する多彩なテーマ別の情報を最新順に整理して表示する特徴があるとの事です。
CNETのニュースでも語られている通り、2007年が「ポータルサービスの海外進出元年」であると述べていることと、http://www.1noon.jpに「既存のインターネット検索では味わえなかった、「感動」をあなたの手に」と表示されていたので、「1noon(チョッヌン)」はあくまでも検索エンジンの顔で、その先に各種ポータルサービスとの連携、NHNジャパンの展開するサービスとの連携など、韓国で展開している検索サービスの日本語化と連携があるのかもしれません。
ちなみにNHN Japanは、オーリック・システムズのRTmetricsを導入し、最大同時接続者数12万人を超えるサイトのリアルタイムアクセス解析を行っているとの事。
出典[オーリックの「RTmetrics」をNHN Japan が導入]
トップページのモックアップになるのか「初雪*」がアップされていました。
「初雪*」は韓国で2007年7月から展開されている「첫눈*」の日本語版検索サイトのようです。
スノーランク(SnowRank)と呼ばれる、収集された情報のうち同一の「クラス」によってクラスタリングされた情報の重複度とその情報自身の鮮度を分析し、似通っているテーマをもとに、より多くの情報が生成され、かつ新鮮な情報であるなどをアルゴリズムに含んで検索上位に表示するとの事です。
Leave a comment