約半数が、家の中でも「携帯電話を持ち歩く」--ネプロジャパン調べ
携帯電話コアユーザーに対し「携帯電話との関わり方」についての調査を株式会社ネプロジャパンと、連結子会社のネプロアイティが実施し、2009年4月24日、調査結果が発表された。
有効回答者数は、4,678名。男女比は、男性46%、女性54%。年代比は、20代28%、30代42%とのこと。
調査結果から、さすが24時間30cm以内のガジェットと言われる携帯電話。
家の中でも携帯を持ち歩いているという人が、半数近くの47%を占めている。
【出典】
japan.internet.com Webマーケティング
【関連】
株式会社ネプロジャパン(http://www.nepro.jp/)
株式会社ネプロアイティ(http://www.nepro.jp/it/jp/)
携帯が手元にないと不安な人=58%
携帯電話が手元にないと不安になる人も6割近くの58%という結果になっている。
携帯電話による悪影響の要因として挙げられたのは、
- 携帯電話に縛られるようになった:18%
- 画面の見過ぎで視力が落ちた:13%
- 人と会って話す機会が減った:37%
等の回答が多かった一方で、特に悪影響はないという回答は37%となっている。
自由記述としては、「身体の一部」「無くてはならない物になってしまった」「現代人は携帯にしばられすぎ」など、携帯電話依存を危惧する声が多く見受けられたという。
身体の一部として行動する携帯電話
電磁波の影響や、電波が脳に与える影響など、危惧されるネタも見受けられるが、携帯電話コアユーザにとっては既に、「あって当たり前」のモノになっているのだろう。
筆者の父親は未だに携帯を持っていないし、未だに不便性も感じず、よって必要性も感じないようだ。ある意味"変人"の部類に該当するのかもしれないが、携帯を持っていない人って結構いるのではないかと思っている。
先日モバイルビジネスにおける有効な戦略についての話を、ある広告代理店の方と、商社の方々を交えて話をしていた時、今回のように携帯電話コアユーザーにアンケートを取ったとの話があった。
同席した広告代理店の方と、私は
『「携帯電話コアユーザー」って、誰がどういった基準で決めたんでしょうかね。僕らが「携帯電話コアユーザー」ですか?って聞かれたら、「いえ、違います」って答えますよ』
と言って、相手から苦い顔をされたのを思い出した。
使っていない人にとっての携帯電話、携帯電話コアユーザと自覚症状もしくは、認識していない人。
ここには携帯ビジネスの根底を覆す要素が眠っていると思う。
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