何がどこで生れて、どう伝播しているのかわからない、想像を超えるWeb2.0の世界において、
AuriQ Systemsの社員が作ったWidgetが起こした連鎖反応を例に、Web2.0時代のマーケティングを語っている。
米国に比べて、日本では1コンシューマが作ったツールより、企業などがキャンペーンとして作るブログパーツが目を惹くが、おこっている現象としてはそれほど大差は無いと言えると思う。
米国に比べて、日本語のWebサイトで、APIを使ってカスタマイズツールを作成でき、さらにWidgetとして貼り付けることができるサービスが圧倒的に少ない、というか無いに等しいといっても過言ではないだろう。
だからと言って、APIが公開されていて、コンシューマが作ったWidgetが自由に張り付けられるサービスがあったとして、どこまで活用されるのか・・・
価格.comや@コスメがAPIを公開し、Widgetが作れるようになったとしても、mixiなどのSNSにそのWidgetが貼り付けられるか否かで広まりは大きく異なるだろう。
とはいえ、個人ブログや、RSSリーダーにおいて、ブログツールやWidgetの波は来ている点をみれば、クチコミ効果や携帯サイトの解析をしていても、マーケットは成熟してきていると感じるので、日本でも近いうちにこういった流れはくるだろう。
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