CNET Japanに"Windows Vistaは、Windows Meと同じ道を辿るのではないかという仮説"という記事があったので紹介。
【出展】CNET Japan:Windows Vistaは、Windows Meと同じ道を辿るのではないかという仮説
"Windows XPからWindows Vistaでアクセス解析データは変わるのか"
でも書いた通り、筆者はテスト的にVistaをインストールしてみたことがありました。
しかし、現在作業をしているWindowsマシンは結局XPのまま、ちなみにMacはXのまま。。。。
本記事の通り、
(1)XPに関してほとんど不満がない。
不満がないというのは、期待もないということでもあるのだが。つまりOSが何であるかというよりも、Officeをはじめとした、日頃業務に用いるアプリケーションが高速で、安定して動くことが最優先であり、Vistaで改善されたとされている、単独でのセキュリティ強化や、グラフィック機能に関心がない。セキュリティに関しても、ウィルスバスターのような、他のアプリケーションソフトで対応しているので、必要性をユーザーとして感じていない。
(2)基本的操作環境を変えたくない。
馴染んだ操作環境を変えたくない。特にVistaの場合、コントロールパネル内の諸機能がXPで慣れたものとは相当違うので、違和感ばかりが先に立つ。
(3)重要アプリケーションがVista未対応
特に当該の企業の場合、FAX関連のアプリケーションがVistaに対応しておらず、また対応予定も見えていないことが大きい。Vistaを導入すると、このアプリケーションの安定稼働が望めないので、業務に支障をきたす可能性がある。
この3つはVistaに移行しない理由としてかなり当てはまっています。
さらにWebマーケティングの視点から、市場がどうなのかという点を、
筆者がコンサルティングを行っているIRサイト、ECサイト、ブログサイトにアクセスをする際に利用しているOSを例にすると、ここ1年間では
IRサイト:8位(全体の1.75%)
ECサイト:11位(全体の1.22%)
ブログサイト:7位(全体の1.58%)
実はいずれも1位はWindowsXPからのアクセスでした...
本記事では、
『こういった状況を見て私が思い出すのは、2000年に販売されたWindows9xの最終バージョンであり、Windows98の後継OS98以後マルティメディア対応として華々しく登場しながらも、多くの不具合を抱えたまま実質上消えていったWindowsMe(Microsoft Windows Millennium Edition)である。』
との記述がありましたが、個人的にはMeの視点としては、家庭でのPC普及と比例していたと思います。
当時のPCのスペックがインターネットの普及に対して大分ストレスを感じるようになり、2005年当たりでPCを買い替える人が増え、その結果XPの普及にも追い風だったのではないかと思っています。
新しくPCを買おうとするとOSはVistaが標準というものが多いようですが、今年のボーナスをPCに費やす人がどれだけいるのかによっても、Meと同じ道をたどるかどうかに差が出るかもしれません。
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