アクセス解析のポイントは、ゴールページの把握と施策になるのですが、
結局手を動かさなければならないのは、施策の部分になります。
対策を行うためにプランを行うわけで、ゴールページとしたポイントを基点に、ユーザがどのような行動をしているのかといった情報が施策を行うためのプランの1つになります。
どのようなプランをアクセス解析データから読み取り、施策に活かせばよいのか。
本サイト、記事を例にしながら、情報配信サイトとしての施策例になってしまいますが、myRTで取得しているデータを基にレポートしていきたいと思います。
myRTにログインし、REPORT>サイト別レポート>対象サイトの閲覧ページ数のレポートを見ると、
来訪者がどのページを多く閲覧しているのかを把握することが可能です。
その後、動線解析>順方向動線>対象サイトのレポートを参照することで、
トップページからどのような遷移で、ユーザが各ページへ移動したのか、どのような記事が1番興味を惹いているのかがわかります。
また、任意の解析ポイントを、管理者設定機能>Control Panel>Targetで設定することにより、広告効果測定>キャンペーン効果測定を参照することで、各チェックポイントページにどのように外部から来訪したのかを把握することが可能です。
動線解析と広告効果測定の設定については、
【myRTで始めるアクセス解析:第5回】ROI解析による広告効果測定方法
と
【myRTで始めるアクセス解析:第6回】ROI解析の概念と広告効果測定方法
を参照ください。
本サイトは、Webビジネスとアクセス解析、Webマーケティングに関連した記事を掲載していますが、記事内容については企業サイトやブランドサイトのように、特定の商品名や製品名、キーワードはありません。
しかし、コンセプトとして関連した記事の掲載になるので、アクセス解析やWebマーケティングに付随して、説明に利用しているmyRTもキーワードになっています。
サイト全体のコンセプトを把握しましょう
現在運用しているサイトのコンセプトワードを見つけましょう。
コンセプトを把握していないと、サイト自体が成り立たない恐れがあります。あえて意識をしないとわからない可能性もあります。
サイトをオープンした際、なんでオープンしようと思ったのか。この中にもコンセプトワードが隠れていることがあります。
情報を多く持っている趣味や業界、職種から記事を制作しているのであれば、その趣味や業界、職種のキーワードがコンセプトワードとなるはずです。
コンセプトワードを見つけ出ましょう
本記事を例として「解析」というコンセプトワードを基に、キーワードアドバイスツールに入力してみましょう。
「解析」
月間検索回数とKEIから、「アクセス 解析」が効果的なことがわかります。
さらに「アクセス 解析」について絞り込んでみます。
月間検索回数とKEIから、「seo アクセス 解析」が効果があることががわかります。
アクセス解析についてはSEOが紐付いた話題が人気があるようです。
"カウンター"も人気が高いようですし、"ルート"が紐付いた話題も人気があるようです。
また、おすすめのアクセス解析を探している人も多いようです。
よって、本記事はSEOとアクセス解析をコンセプトワードの1つとするのが効果的なのではないか。
との仮説を立てることができます。
※Webサイトのコンセプトによっては、キーワードの一般的認知度が低いため、それぞれの数値も低く、コンセプトキーワードが探しにくいに場合があります。
コンテンツテーマを作りましょう
コンセプトワードに対して、自サイトのコンセプトと同じページがどのくらいあるのかも見ながら、見出しやカテゴリーをチェックすると良いでしょう。
この例ですと、
「SEOアクセス解析のツール活用法」
をタイトルに
SEOのノウハウとアクセス解析ツールをどう活用すればよいのか、を掲載すると効果がありそうなことがわかります。
myRTをアクセス解析ツールとして利用していますが、bluestarというアクセス解析ツールの活用法も織り交ぜると、より効果的な対策ができるかもしれません。
サイト全体を見回してチェックしましょう
このようにして、あとは内容に沿ってカテゴリーのチェックを行い対策をしていけばSEOに効果的なサイトとなるでしょう。
上記の例だと、本サイト全体の作りとしては、「SEO」というカテゴリを作り、その配下に「アクセス解析」があったほうが効果的なようですが、Webビジネス全般におけるWebマーケティングやアクセス解析の重要性と、大きなテーマにしているサイトなので、上記の結果をそのまま反映することはしていません。
それぞれのサイトコンセプトに合わせSEO対策に効果的なサイト対策を行うと良いでしょう。
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