2007年1月の筆者が解析しているサイトのPCブラウザのシェア率を見てみると、
サイトのコンセプトによって、微妙に来訪ユーザのPCブラウザが違うことが確認できる。
msie6.0のシェアがどちらも非常に高い。
次にmsie7.0とMaicrosoftユーザの多さを改めて実感できる。
上位でも微妙な割合の変化がある事も、サイトのコンセプトの違いによるものだと考えられる。
サイトコンセプトによる特徴
図1はインターネット寄りの話題を提供しているサイトの分析結果になる。
TOP2までを8割IE系が占めているが、3位以降からfirefoxやsafari、Netscape系列など8割以下のユーザのTOP10にIEユーザは見受けることができない。
これに対して、下図はライフスタイルの話題を提供しているサイトの分析になる。
TOP3でを9割以上をIE系が占めており、さらにTOP10まで見ると9割4分をIE系で占めていることになる。
IT系の世界に居ると、自分に一番近い環境が一般的だと認識しがちだが、改めてWebアクセス解析データを閲覧することで、見落としがちだったユーザが見えてくる事を実感していただけると思います。
[図1]はPCやインターネット寄りの話題が中心なので、非常に多彩なブラウザが利用されているが、[図2]は一般的なライフスタイルの話題なので、一切インターネットやシステム、Webの話題は提供していない。よって、より一般的と呼べるユーザ環境を捉えることができていると思います。
Windows Vistaの話題や、Windows 95、Windows 98のサポートが打ち切られるとはいえ、まだまだユーザの環境、リテラシーを幅広く意識し、提供する気配りが成功するサイト作りのポイントと言えると思います。
Leave a comment