無料アクセス解析ツール"myRT の基本解析機能をレポートしたいと思います。
第3回は、検索ロボットについてレポートします。
検索ロボット
myRTはJavaScriptのタグ型解析ツールなので、検索ロボットの分析はできません。
しかし、有料のパケットキャプチャ版"RTmetrics"では検索ロボットの解析が可能との事です。
Googleのアカウントサービスとして始まった、"ウェブマスター ツール"にて、Googleのロボットクロール頻度やクエリなどを分析することは可能ですが、Webサイト全体の解析データとして一元的に分析することはできません。
検索ロボットなどの人以外のクローリングについては、検索エンジンの順位とは異なり、訪問の少ない"MSN"や"hatena antena""masagod""mysterybot""ask jeeves"などの様々なロボットの種類や来訪頻度について解析対象サイトに対して一元的に分析をすることが可能との事です。
"RTmetrics"は独自のロボットリストにおいて、検索ロボットやダウンローダー、アンテナ、RSSリーダー、スパイダーの来訪を通常のWebサイト訪問者と区別して集計することが可能との事です。
Web 2.0時代のCGMマーケティングにおいて、Windows Vistaに標準化されたRSSリーダやその他RSSリーダなどの解析、増えるロボットの解析は、今後のWebマーケティングにおいて非常に重要な分析ポイントになると考えます。
タグ型やログ型で手間と時間、コストをかけて分析を行うよりも、パケットキャプチャ型のRTmetricsにて効率的に分析を行う事で非常に高いメリットが出ると感じています。
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