無料アクセス解析ツール"myRT"の基本解析機能をレポートしたいと思います。
第3回は、メンバ・ビジタについてレポートします。
メンバ・ビジタ
myRTでは、Cookieを元にユニークユーザ=メンバとして集計をしています。
集計のイメージは下記図のような形になっています。
①がメンバの値、②をクリックするとCookieが紐付かなかったセッションについて、ビジタという概念にて集計を行っています。
パケットキャプチャ版のRTmetricsでは、このメンバとビジタの値を自由に設定することが出来るため、会員IDを元にメンバとして集計を行うなどの応用が利くようです。
メンバにおけるセッションは来訪回数を意味します。
[全てのデータ(~~~~)個の合計]は、ユニークなユーザの数
セッションは一番上位の数値が総訪問回数に当たり、個々のセッションごとの数値は、個々が来訪した回数になります。
平均セッション時間は、Webサイトに滞在した平均時間を表しています。
平均PV/セッションは、訪問1回当たり平均何ページを閲覧しているかを表しています。
また、他のレポート同様にフィルタをかけた解析も可能であるため、同一ドメインからの来訪者のみを分析するなどのレポート集計が可能です。
セッションについてはブラウザや接続環境によって、表示される数値が変動する可能性がありますが、User-Agent + IPアドレスといった、不特定多数をユニークユーザとしてしまうルールよりも、使い勝手が良いとされています。
より正確な計測を行うには、パケットキャプチャ版のRTmetricsを購入したほうが良いでしょう。
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