Googleほか34社、オープン携帯プラットフォーム「Android」を発表
【engadget japanese[beta]より】
iPhoneの跡を継いで噂の的となっていた「Google携帯」、携帯電話「gPhone」のリリースの噂は、端末では無く、プラットフォームでした。
T-Mobile、HTC、モトローラ、KDDI、ドコモなど世界34社が「Open Handset Alliance」を結成し、GoogleのMobile PlatformディレクターのAndy Rubin氏が設立し、Googleが買収した「Android」という企業に因んだ名称での開発を進めていくそうです。
どうやら事業者、キャリアごとに様々な壁で囲われていた携帯電話の世界に、オープンなインターネットサービス/アプリの原理を持ち込むのが狙いだそうですが、日本のキャリアの場合、インフラにおける仕様も絡んでくるので、インターネットサービス/アプリがオープンになったとしても、その内側でのビジネスにおいてはまだまだ課題が残る気がします。DoCoMoのReferrerがゲートウェイで切り捨てられてしまう仕様については、サービスのみならず、アプリの自由度への制限に変わりはないのではないでしょうか。
Googleプレスカンファレンス速報:Android・OHA質疑応答
【engadget japanese[beta]より】
より、
Eric Schmidt (Google):現在のほとんどの携帯に共通する根本的な問題は、フルパワーのブラウザを備えていないこと。われわれのモバイルサービスを提供するときも、そうした端末のために特別な作業が必要となる。Androidをプラットフォームとして採用すれば、アプリケーションをプラットフォームに無理に合わせる必要はなくなる。
ということですが、確かにブラウザでの解決が最終的なゴールだと思いますが、モバイルのインフラに対して、インターネットサービスが与える負荷を軽減できる技術的な進歩も同様に進むことで、ユビキタスネットワークが広がっていくように思います。
observation.jp|日本初上陸、ついにNTTドコモがAndroidケータイを発売!! か?
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