アクセス解析ツール&サービス20種類 徹底比較!2008パワーアップ版/LPO講座番外編
「アクセス解析製品一覧表」のPDF版が
「特集:スポンサードサーチ徹底攻略!」にて公開された。
新たに加わった8製品
- アクティブコアの「ac cruiser(エーシークルーザ)」
- オプトの「ADPLAN(アドプラン)」
- インフィネットの「ClickTracks(クリックトラックス)」
- アクセントの「Log Chaser(ログチェイサー)」
- パワー・インタラクティブの「PowerROI(パワーアールオーアイ)」
- SAS Institute Japanの「SAS Customer Experience Analytics(SAS カスタマーエクスペリエンス アナリティクス)」(製品リンク先は英語)
- ビービットの「WebAntenna(ウェブアンテナ)」
- エス・ピー・エス・エスの「Web Mining for Clementine(ウェブマイニングフォークレメンタイン)」
といった8製品が加わった。
販売・製造元が変わった2製品
- 「Site Tracker(サイトトラッカー)」はアスキーソリューションズからアセンディアに、
- 「WebTrends Analytics(ウェブトレンズ アナリティクス)」は、8から8.5への変更と共に、アイ・ティ・フロンティアからサムライズに、
比較表から外れた製品
昨年の比較表に掲載されていた、 いなかどっとコムの「sitegram(サイトグラム)」が比較表から外れている。2007年度の比較と変わった点
比較されている製品が8製品追加されている点はもちろんだが、
2007年に同「Web担当者Forum」にて公開された、
アクセス解析ツール&サービス13種類徹底比較! 史上最強の機能比較表
では、
アクセス解析ツールに求められていた、バナーやリスティング広告などWeb広告の効果測定を行うツールの色味が強く、オムニチュアの「Omniture SiteCatalyst(オムニチュア サイトカタリスト)」や、オーリック・システムズの「RTmetrics(アールティメトリクス)」、デジタルフォレストの「Visionalist(ビジョナリスト)」などWebサイトの価値を、コンバージョンポイントに対してクロスメディアの視点、顧客属性の視点などウェブKPIの視点で解析するツールが加わることで、ツールに求められる性能が2分された印象を受けたが、
今回の
アクセス解析ツール&サービス20種類 徹底比較!2008パワーアップ版/LPO講座番外編
では、
SAS Institute Japanの「SAS Customer Experience Analytics(SAS カスタマーエクスペリエンス アナリティクス)」(製品リンク先は英語)
や、
エス・ピー・エス・エスの「Web Mining for Clementine(ウェブマイニングフォークレメンタイン)
などの追加に見られるように、BI、マイニングといった視点におけるウェブKPIの色味が増えたように感じる。
また、コンサルティング色も強くなっているようだが、単純にデータを元にサービスとしてレポート及びコンサルティングを行うだけではなく、ユーザ自身も売り上げ情報や在庫情報などWebビジネス以外のデータを元に分析を行い、ツールが結果のサポートを行うとともに、コンサルティングによって分析方法のサポートを行うといった、ユーザとコンサルタントの連携によるマーケティングスパイラルアップを行うマーケットに変化していることを示唆しているように感じる。
20製品もの解析ツールがある中から、自社とWebビジネスにおいて価値を見出すことができる製品を探し当てるには非常に困難を極めると思うが、
まずは本サイトで連載している無料アクセス解析ツールの「myRT」などで、今Webサイトに訪れているユーザの傾向を知り、自社のコンセプト及びWebコンセプトと照らし合わせつつ、何を見出すことが成功へ繋がるのかをピックアップしたうえで、適切なツールの選定、検討を行うのが良いと思う。
ちなみに本サイトのお勧めは、筆者が使っているという理由もあるが、オーリック・システムズの「RTmetrics(アールティメトリクス)」である。
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