無料アクセス解析ツール"myRT"の基本解析機能をレポートしたいと思います。
第2回は、参照元(リファラ:referrer)についてレポートします。
参照元(リファラ:referrer)
リクエストヘッダフィールド にreferer("referrer" であるはずなのに綴りは間違っているが) と表示され記述される、ユーザがサイトに訪れる前のリンク元情報になります。
参照元を分析する際には、[直接アクセス]と[外部リンク]に分類して行います。
つぎに入口ページについてフィルタ機能を利用し、分類、集計を行います。
特に広告効果測定の為に、パラメータ値(&id=~、&src=~など)を付記して出稿をしている場合は入口ページにてパラメータごとに集計することが可能になります。
効果測定に関しては、
【myRTで始めるアクセス解析:第5回】ROI解析による広告効果測定方法
【myRTで始めるアクセス解析:第6回】ROI解析の概念と広告効果測定方法
【myRTで始めるアクセス解析:第7回】ROI解析と広告効果測定
を参照してください。
[直接アクセス]と[外部リンク]に分類を行う際には
- 参照元サイトに[直接アクセス]を意味する" !?* "のフィルタをかける
- 参照元サイトに[外部リンク]を意味する" ?* "のフィルタをかける
事で可能になります。
特に[外部リンク]を集計する際には、予想外のリンク元がどのくらいあるのかに注意をしましょう。
これは、「顧客を誘導してくれる想定外の人々」を見つけることに繋がります。この調査はWebサイトの目的、コンセプトを常に考慮して調査を行います。
フィルタの活用法については、
【myRTで始めるアクセス解析:第19回】"myRT"による来訪者のセグメント化
【myRTで始めるアクセス解析:第22回】"myRT"によるKPI指標
を参照してください。
参照元サイト / ページに、"pagead2.googlesyndication.com/pagead/ads"というものがあった場合、これはGoogleのリスティング広告のAdsenseからのリファラ情報になります。GoogleのPPC(リスティング広告)というとAdwordsが有名ですが、Adwordsに出稿することは同時にAdsenseにも出稿をすることを意味します。Adsenseの方は検索エンジンではなくコンテンツマッチになります。
Leave a comment