モバイル・携帯におけるキャンペーン実施後のポイント by 「モバイル マーケティング ソリューション ガイドライン」
先日公開された、モバイル マーケティング ソリューション協議会(以下:MMSA)の
「モバイル マーケティング ソリューション ガイドライン Ver.2.2」(以下:MMSG)より、
第2章 業務を受注する前に
その1 キャンペーンプロセスからみる確認ポイントについて
からポイントを紹介したいと思う。
なお、MMSGの最新版となるVer. 2.2は、2009/7/9時点で、MMSAのサイトからPDFダウンロードができない状況だが、問い合わせから配送をお願いすることができるとのことだ。
【出典・引用・関連】
モバイルマーケティングソリューション協議会(http://www.mmsa.jp/)
実施後
当選者リストの管理
応募者リストや当選者データは、「個人情報」であり、個人情報保護法の対象となるため、適切に管理する事が求められます。あらかじめ決めておいた締め日ごとに抽出し、事務局経由で配送業務に引き渡します。個人情報の取り扱いについては、ガイドラインに沿って、データの受け渡しおよび廃棄に関する具体的なルール(いつ・誰が・誰に・何をする)を定義しておく必要があります。主な考慮ポイントは以下の通りです。
- 当選者データの受け渡し
- 事務局からのエスカレーション
- キャンペーン終了後のデータ納品およびシステム側の削除
終了後の報告業務
終了後の報告は、日報の最終日レポートはもちろん、詳細なアクセス応募状況を報告することが一般的です。性年齢層別応募のクロス集計や、サイト内のコンテンツ閲覧頻度などの詳細分析を行ないます。 またクライアントやキャンペーンの種類によって得たい情報が違ってくる為、予め項目と報告頻度を決定しておくことが重要です。(アクセス数/応募数・当選数などの日別、キャリア別、ダウンロードプレミアム別の集計値、事務局対応リストなど)取得したいデータはキャンペーン実施前に確定させておきます。
プッシュメール
応募数にてこ入れしたい場合、キャンペーンの概要を紹介したり、締め切り間近であることを告知するプッシュメールが有効なケースがあります。食品や飲料系のキャンペーンであれば平日のお昼休み前を狙うなど、時間帯と配信対象を工夫することでアクセスを増大させることができますが、システム負荷の計算と準備を要します。またPCのプッシュメールと違い、相手が着信する時間帯が深夜の場合は迷惑メールになってしまうため、キャリア遅延も考慮して送信する事を推奨します。
年々、キャリア側でのブロック発生のエラー閾値が大変低くなっていますし、ブロックの強度も増している(完全受信拒否も)こともあります。配信するメールアドレスの経年劣化を考慮すべきです。なりすましメール(SPAMメール) に対する携帯キャリアのチェックが厳しくなっているため、SPF(Sender Policy Framework)レコードの設定を配信サーバ側で行うなどの対応が必要になります。
【出典・引用】
モバイル マーケティング ソリューションガイドライン Ver.2.2|モバイル マーケティング ソリューション協議会 発行
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